2005.7.12
私は一人暮らし歴15年になりますが、その間たいてい自炊していました。銀行勤務だった東京での一年半は出来合いのお惣菜を買って済ませることが多かったですが、それでもご飯くらいは炊いていました。今回は、半年間の滞在で炊事用品を揃えるのも無駄が多く、さらに食の宝庫東南アジアの一角に赴任ということなので、一切自炊していません。街中に下宿し、朝と夜はすべて外食しています(昼は職場で、配達のラオス弁当。一食6千キープ、約60円)。朝食を中心に、日常の食事をいくつか紹介いたします。以下は、ほとんど言葉が不要の世界と思います。
朝食はたいてい、近くのヌードル店で食べます。一番よく行くのはDAM LOUという店で、週に5回以上は行っていると思います。Hengboun通りのAgricultural Development Bank のまん前になります。ここに3軒ヌードル店が並んでおり、DAM LOUはその真ん中になります。朝6時過ぎに開いているから、便利です。
(きしめんのような幅広麺と、豚肉の組み合わせ)
麺は細麺か幅広麺、肉は鶏肉か豚肉から選べます。他にもいろいろメニューがあるようですが、私の朝は、ヌードルと練乳入りのホットコーヒーです。しめて1万6千キープ。普通ヌードル一杯5千キープ程度ですから、お値段としてはなかなかのものです。ただ、やはりここが一番美味しいような気がします。私の好きなのは、上記の幅広麺と豚肉の組み合わせです。横のスダチ(?)と辛味噌を好みで入れます。辛党の私は、味噌とスダチはすべて使い切ります。味の素は入れたことがありません。ちなみに、食べるときは以下のような感じになっています。
(味噌を入れ、レモンを絞った後)
一方、細麺はこんな感じです。
(細麺と鶏肉の組み合わせ)
野菜が足りないなと感じたときは、DAM LOUの向かって左隣の店に入ります。こちらはいわゆるフォーでしょうか。肉は牛肉のみ。この点、隣とうまく住み分けています。魚肉団子も入っています。もやしやサヤエンドウなどの野菜が付き、好みでいくらでも入れられます。ここの味噌は、ココナッツ系の甘い味です。
(こちらは白い麺と、牛肉の組み合わせ。いくらでも入れられる野菜が魅力)
ちなみに、全部入れて混ぜると、下の写真のようになります。
(甘味噌、野菜を入れた後)
たまに、朝、パンが食べたくなりことがあります。旧フランス植民地の名残か、ベトナム同様、ラオスでも街中のどこでも美味しいフランスパンにありつけます。下は、たまに食べるバゲットサンドイッチです。これで一万キープ。一本まるままですから、朝から満腹になります。
(バゲットサンドイッチ)
ファイルが大きくなりすぎました。その他の麺は次回に。
(屋台市場。2005.7.8)
一週間が終わる金曜日の楽しみは、なんといってもビール。ラオスのビール市場は、ビアラオ (Beer Lao) の独占市場ですが、独占とは思えないほどの美味しさです。まずは、Chao Anou Road とKhoun Boulom Road の交差店近くに広がる屋台市場に出かけます。買い物の内容はその日の気分次第ですが、焼き鳥だけはほぼ必ず購入しています。焼き鳥一本1000キープ、約10円になります。今回は、竹の子のサラダと春雨と豚肉の煮込みを購入しました。スプーンで小さなビニール袋に入れてくれます。これで、一袋3000キープです。
(屋台で購入したおつまみ?合わせて、6千キープ)
ちなみに焼き鳥は皮の部分を注文し、こんな感じです。注文すると、その場で炭火で焼いてくれます。
(焼き鳥。皮の部分。一本1000キープ)
(金曜夜の食卓。至福の時です・・・)